施工手順

EPDM系合成ゴムシート防水


断熱露出防水仕様の場合の施工手順をご紹介します。
工程 作業内容 ポイント
工程 1

下地清掃
  • 下地の乾燥を十分に確認します。
  • スラブ面のゴミ、砂、レイタンス、突起物、
    付着油脂類などはケレン棒、ワイヤーブラシ
    シンナーなどで丁寧に取り除きます。
工程 2

プライマー塗布
  • 下地面に十分浸透するようにローラー刷毛、手刷毛などで均一に塗布します。
工程 3

役物廻り処理
  • ルーフドレイン、貫通パイプ廻り、出・入隅角はガムテープまたは#731-Gで増し貼りし、予備処理を行います。
工程 4

接着剤塗布
  • 接着剤はプライマーの乾燥を確認後、下地面・断熱材両面に塗布します。
  • 塗布が終わったら、適正な
    乾燥時間をとります。(指触乾燥)
工程 5

断熱材の貼付け
  • 断熱材にすき間やエアーによるふくれがでないように貼り付けた後、ローラーで十分転圧を行います。
工程 6

シートの貼付け
  • 接着剤の乾燥を確認の後、
    シートにしわやエアーが入らないように水下より貼りあげ、ローラーで十分転圧を行います。
工程 7

オーバーラップ部及び
端末の処理
  • シートオーバーラップ部は幅100o以上を重ねあわせ、サンドテープまたはラップテープにて処理した後ローラーで十分転圧を行います。
  • シートの3枚重ね部分は、シーリング材で充填します。
  • シートの端末は押えアングルなどで固定し、シーリング材で完全にシールします。(押さえアングル端部および止め金具の頭部も同様にシールします。)
工程 8

仕上げ
  • シートの貼り付け終了後、全面にわたって防水機能、外観仕上がりに問題はないか最終確認を行います。
  • 仕上げ塗料は十分攪拌した後、塗りむらができないようにローラー刷毛やスプレーなどで均一に塗布します。


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